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喉笛の塔はダミ声で歌う
皇太子ルピィのいやがらせで、「下水道掃除夫」の職場体験学習をすることになった、アラングリモ公爵家のオースター。
訪れた下水道で、彼はある"秘密" を抱えた少年掃除夫トマと出会う。
一方のオースターも、母と乳母、従者以外、誰も知らない"秘密"を抱えていて……。
秘密を抱えたふたりの少年が出会ったとき、世界がおぞましい裏の顔を見せはじめる――下水道ファンタジー開幕!
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海賊バクスクラッシャー・シリーズ
紺碧の海を暴れまわる、海賊バクスクラッシャー。荒くれの海賊を統率する船長は、わずか十歳の少年。
五十人の海賊たちと、少年船長は、今日も痛快に日常と冒険の海をゆく! 海賊ファンタジー小説シリーズ。
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裏路地迷町小噺
時の流れの存在せぬこの町には、怪しげな店が幾つも軒を連ねている。夜とも昼とも知れぬ薄暗な通りを歩くのは、人とも妖怪とも知れぬ異形の者たち。
小噺壱 「娯楽場と蚊取り線香屋」
小噺弐 「無様な鳥鳴く茶屋」
小噺参 「藪椿」 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07
ホワイトディの妖精
血の色に似た赤い月光、人気のない雑木林。バレンタインデーの夜、ある物を探すために林に迷いこんだ早紀は、赤い月光の下、薄気味の悪い人影を見つける……。
恋人たちに贈る、中編ホラー小説。
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雪の子供
小さな男の子が、顔を覗きこんでいた。 透き通った青い瞳、薄金色の髪。 そして、雪のように白い肌。
「そうか。君は、私を迎えにきたんだね」
頑固爺と雪の子供、根性ねじまがったトナカイが贈る、聖夜の奇跡の物語。
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ペルニの市
「市に行くぞ」。父の言葉に、ロソは感激のあまり、手にしていた山羊の餌をぽろりと取り落とした。
雪に閉ざされたハリ高地で、人々は〈つかのまの春〉に開かれる市場を目指す……。
雪の香を焚きしめる
「皐月、不思議な匂いがする。温泉、みたいな?」
瑛太がくんと鼻を鳴らす。皐月は慌てて紅紫色のマフラーを鼻までたくしあげた……。
猫と待ちあわせ
人間の女の子ミィルは、時計屋の軒先で、「友達」を待っていた。
黒い尻尾に、不揃いな色の両目、ぴんと立った三角形の耳……彼の名前は、クロ。
自販機の上の女
期末考査を控えた、冬の深夜。赤いどてらで武装した陣内は、徹夜勉強にそなえ、近所の自販機まで飲み物を買いに行く。
すると自販機の上に、ものすごくかわいいけど、めちゃくちゃ不気味な女が寝そべっていて!?
ちょっぴりホラーで、もしかしたらラブコメと言えなくもないかもしれなくもない、コメディ短編!
龍と塩
蛇瘤大河を見下ろす断崖絶壁の上で暮らすアモアの民。
彼らは龍の伝説とともに生きていた。
一時、下記の小説の公開を休止しております。大変申し訳ございません……!
折を見て、再公開・連載再開いたします。