小説(長編小説)│金貨と魔人の爪先


 砂漠の魔導師カッカトーランは、絶世の美女とうたわれた伝説の女魔導師と同じ名でありながら、ちっとも美女でないため、人々から〈偽者カッカ〉と揶揄されていた。
 ある晩、カッカトーランは、体が干からびかけた謎の少年と出会う。
 少年は自らを「金貨」と名乗り、カッカトーランのもとで暮らしはじめるが――。

 砂漠の闇に生きる〈夜の民〉と、孤独な少年、そして一匹の魚を巡る、異世界ファンタジー。

 ●金貨と魔人の爪先について――
 この小説は、C★NOVELSファンタジア大賞一次通過作品を、大幅に改稿したものです。
 投稿までに四年もかかってしまった小説です。未熟ゆえ、それだけの時間をかけても納得いくものを仕上げられませんでした。二次落選後、「今度こそ、四年間一緒に戦ってくれた登場人物たちに報いたい」と改稿作業をはじめましたが、四年かけて弄りに弄った物語はもはや手をつける隙すらなく(笑)。ひとりで悶々と改稿をしていても埒が明かないと悟り、思い切ってwebでの連載を決意しました。
 改稿しながらの連載となりますが、感想などいただけましたら、飛びあがるほど嬉しいです。どうぞ砂漠への旅を楽しんでいってください。





 ■序 幕   
 ■第一幕「偽者魔導師カッカトーラン」    / / / /
 ■第二幕「人殺しの金貨」    / /
 ■第三幕「赤い怪鳥の来訪」    / / /
 ■第四幕「水道橋都市スカルトーガ」    / / /
 ■第五幕「盗まれた財宝」    / / / /
 ■第六幕「領主の邪霊使い」    /  



名前:カッカトーラン
涸れ谷の魔導師。魔人の白布とともに暮らしている。
お伽話に登場する伝説の魔導師と同じ名でありながら、美貌も、才能も、まるで足りず、民からは〈偽物カッカ〉と呼ばれ、揶揄されている。

名前:金貨
辺境の町イスカルダの自警団団長から預かった、少年。
頬に、金貨の文様が焼き鏝されている。通称、「金貨」。

名前:白布(ハクフ)
魔導師カッカトーランに従う、心優しき魔人。
力が弱く、魔力が強まる無月の夜にならないと己の形を創ることができない。
カッカトーランをこよなく愛する。

名前:サラードハザ
人間に騙され、百年の間、箱に閉じこめられていた魔人〈豪腕の魔人サラードハザ〉。
カッカトーランの手によって自由の身となるが……。

名前:バサド・アルハキカ
最弱の部族〈残飯喰らい〉のタジ族の族長。
スカルトーガの領主に盗人の嫌疑をかけられ、投獄される。

名前:ハージブ・ダロ
タジ族。族長に従う、冷静沈着な副官。
投獄された族長を救いだすため奔走する。

名前:ダブゥ・シール
タジ族。族長に従う、ひょうきんな若者。
投獄された族長を救いだすため奔走する。

名前:バンドール・ドバル
水道橋都市スカルトーガの領主。金に目がない。


名前:タージャ・ミラルカ
スカルトーガ領主に仕える邪霊使い。
投獄されたタジ族に手を貸すが……。



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