小説(長編小説)ラ・ク・リ・マ|NO.006 4



 足から血を垂れ流したまま放置され、時おり、力なく痙攣するばかりとなった椅子の上の中古屋。その姿に欠片ほどの興味も示さず、フレデリック・ファミリーは、賑やかで楽しいジョニーの誕生日会を開始した。
 運転手が表世界で購入した大量のフライドチキンに食らいつき、「表世界の飯はうまい!」と興奮し合う。安価のタイ産ワインはあっという間に空になり、飛び散ったポップコーンが床を汚して、高い天井には下卑た笑い声が反響する。
 それらの光景を、ジョニーはどこぞの王様が座っていそうな黄金の玉座(ただし、手作り)に腰かけ、眺めていた。
 唇のピアスを舌で弄りながら、傍らに立つガイを睨みつけると、ガイは飄然と肩を竦める。
「僕はなにも知らなかった。こんな見事なケーキをつくる気だったなんてちっとも、ね」
 問う前に答えを返され、ジョニーは舌打ちした。
「……その花束、なんなんだよ。まさか俺へのプレゼントじゃねえだろうな、気味悪ぃ」
 ジョニーは、ガイが無造作に肩に担いだ薔薇の花束に視線を向けた。
 ガイはむっとしたように眉を寄せ、花束をジョニーの膝の上に放る。
「兄弟に薔薇の花束なんて、どうやったら、そんな気持ち悪い発想が出てくるのか分からないよ、ねえミッキー?」
「お前ならやりかねねぇって話だよ……。俺へじゃないなら、誰へだ? あ?」
「……まさか、まだ気づいてない?」
 ガイは不可解なことを言って、ジョニーから顔を反らし、醜悪な誕生日ケーキを顎で示した。ジョニーは疑わしげに眉を寄せ、改めてケーキに目をやる。
 一段目、二段目に並ぶ椅子には、中古屋と武器商人が十一人、縛りつけにされている。ひとりが撃たれ、目の前で死体となったことで、彼らの顔からはごっそりと表情が抜け落ちていた。
 だが、それだけだ。それ以外、特に変わった点は――。
 いや、ケーキの最上段だ。
 赤いワンピースに身を包んだ美しい女性が、力なく身を横たえている。
「キャロライン……?」
 愕然と呟くと、ガイがやれやれと溜め息をついた。
「中古屋や武器商人が何人死のうがかまわないけど、判断を誤ると、ジョニーの初恋の人も死ぬことになるよ。彼女を助けたいなら、もう少し、「喜ぶふり」をした方がいいんじゃないかな?」
 ジョニーは弟を問うように振り仰ぐ。
「ビューティ兄さんの機嫌が悪い。ジョニーが喜ぶと思って準備した誕生日会なのに、君が思いのほか不満げなもんだから……」
 このままだと、兄さんはキャロラインごとケーキを爆破しかねないよ、と首を傾げるガイ。
 不安に駆られる。ビューティの姿を探して、視線をさまよわせると、ビューティはフライドチキンを噛みちぎりながら、こちらを威圧的な眼で観察していた。
 ジョニーは額を手で覆い、ガイを恨めしげに見つめる。
「初恋とか恥ずかしいこと言ってんな。今さら……今のアレは、ローガンの「エニグマ」だ。今さら……助ける義理はねえだろ。今さら……」
「今、「今さら」って三回も言ったけど、動揺しているってことでいい?」
 ジョニーは頭に来て、薔薇の花を一本、ガイの頭にぶつける。
「ともかく、早いとこ選択することだね。全員を仲間にするのか、数人を選んで仲間にするのか、エニグマだけ助けるのか。あるいは全員、嬲り殺しにするのか」
 ジョニーは苦悶に目元を引きつらせた。
 意見を求めるように、ガイの横顔を観察するが、サングラスをかけた弟の顔からは表情を読み取ることはできなかった。
「僕の意見が欲しいなら言うけど」
 それに気付いてか、ガイが口を開いた。
「彼らを仲間に引き入れるのは面白そうだ」
「……冗談だろ」
「皆殺しにして、憂さを晴らすのもいいだろう。ジョニーは中古屋を憎んでいるしね。捕えた中古屋のほとんどは組織の中枢にいる者たちだし、ここで殺しておけば、中古屋はほぼ壊滅できたと言える。けど、そうなれば、彼らを英雄視していた者たちはどうするかな? 怯えて、意気消沈してくれればいいけど……新たな憎しみを持って、僕らの前に立ちふさがらないとも限らない。だとしたら――」
「仲間に引き入れろ、か。確かに、英雄視していた中古屋が俺らに寝返ったと知れば、裏通りの住民どもは大人しくなりそうだが」
 ガイは薄い唇に笑みを宿す。
「そういうこと。もっとも、僕らは体内にいつ歯向かうかも知れない虫を飼うことになるけどねえ」
 ジョニーは渋面をつくり、醜悪な誕生日ケーキと、苺役のエニグマ、無表情にフライドチキンに齧りつくビューティを見比べる。
「誕生日会なんてするもんじゃねえな」
 ジョニーは息をつくと、薔薇の花束を肩に担ぎ、王様の椅子から立ち上がった。
「おい、兄貴。決めたぜ。この豪勢なケーキは俺の仲間にする」
 ビューティは強面に獰猛な笑みを宿し、大仰に両手を広げた。
「おお、そうか、喜んでくれたか、弟よ!」
「ああ、超嬉しいわー、感激だわー」
 羽交い絞めじみた兄の抱擁を受けながら、ジョニーはケーキの最上段からこちらを見つめるエニグマの憂いを帯びた顔を見上げた。
「で、ケーキのてっぺんの苺は、俺の女にするから。――誰か、下ろしてやれ。くれぐれも丁重にな」
 驚きに目を見開くエニグマから顔を反らし、ファミリーが「了解です、ジョニーさん!」と下心丸出しの笑みを浮かべ、ケーキに飛びつくのを確認する。
 ビューティは楽しげにゲラゲラと笑い、ジョニーを腕の中から解放した。
「いいぞいいぞ、楽しくなってきたなあ、兄弟!」
 数人に抱えられ、ケーキの足許に下ろされたエニグマは、唇を噛みしめてジョニーを見据える。
 ジョニーは担いでいた花束をエニグマに渡し、王様の椅子を無言で示した。
「――キャロライン」
 力ない足取りで、椅子に向かいかけたエニグマの腕を掴み、ジョニーは足を止めた女の耳元に囁きかける。
「あとで部屋へ来い」
 エニグマは柳眉を寄せ、離された腕をそっと擦った。
「それでえ? どうするんだ、弟よ」
 上機嫌に戻ったビューティが吼える。
「仲間と言うが、中古屋全員をファミリーに引き入れるのか? それとも……」
 ジョニーは、すでに何かしらの計画を持っている様子の長男に目を向け、顔をしかめた。
「誰を仲間にするかは兄貴に任せるさ」


 ケーキの足許に用意されたのは、二脚の椅子と、一脚の丸テーブル。椅子の一方にはビューティが腰かけ、対面の椅子には、ケーキから下ろされた中古屋が座らされる。
 そして、テーブルに置かれたのは、一丁の拳銃だ。
 中古屋は縄で縛られているわけでもないのに、紫色になった唇を戦慄かせていた。
「そんなに緊張するなや。ただ簡単な入社面談やりましょうってだけの話だからよ、ぎゃはあ!」
 ビューティは椅子をがたがた揺さぶって笑い転げた。
 王様の椅子に座らされたエニグマは、震えながら状況を見守る。傍らに控えたガイはスーツの上着を脱ぐと、薄着姿のエニグマの肩に掛けてやった。エニグマはガイを見上げ、物言いたげに口を開き、結局閉ざして、顔を反らす。
 誕生日会の主賓であるジョニーは、ビューティの背後に立っていた。中古屋が震えあがるさまを見ても、哀れみも、喜びも感じず、不機嫌に奥歯を噛みしめる。
「えー、中古屋さん、お名前は?」
 簡単な入社面談とやらは、ビューティの極めて軽いノリから始まった。
「……な、名前――」
「そうそう。名前。名前、あるだろ? ジョニーとかトムとかマイケルとかよー」
「メ、メイソン……」
「メイソン! いいねえ、フリーでメイソンやっちゃってそーな名前だねえ、悪くねえぜ!」
 中古屋メイソンは、切羽詰まった様子で眼球を落ち着かなげに蠢かせる。
 ビューティは丸テーブルに身を乗り出し、怯えるメイソンの顔を、優しげに覗きこんだ。
「じゃあ、次の質問だ。お前、死にたくねえ?」
「え……」
「死にたくねえよな。普通はよ。死にたくねえなら、後ろにいる奴……そうだな、ケーキの二段目にいる右端のやつ、殺せや」
 平然と言って、ビューティはテーブルの上の拳銃をメイソンの前に押し出した。
 メイソンは動揺に顔を歪め、油の切れたロボットのようにぎこちない動きで、背後のケーキを振りかえる。二段目。右端。椅子に縛られた中古屋は、身を震わせ、なんとか逃げようと椅子を揺さぶった。
「で、できない」
 メイソンは視線を戻し、力なくかぶりを振る。
「なんでだよ。あいつは知り合いか? お友達なのか?」
「きょ、今日会ったばかりだ」
「なら、いいじゃねえか。殺しちまえよ」
「い、いやだ! な、な、仲間なんだ、――!?」
 ビューティは無造作に拳銃を掴み、メイソンの額に銃口を突きつけた。
「じゃ、しょうがねえ。お前が死ねや」
 撃鉄の上がる軋んだ音が響いた。
 刹那、メイソンは「待ってくれ!」と悲鳴を上げた。
 ビューティは強面を綻ばせ、拳銃を額から離す。
「お、なんだ。待つぜ。俺は何分だって待ってやるぜ。俺様を待たせただけの価値がある回答を見つけられるといいなあ」
 メイソンは口端を引き攣らせて、背後の醜悪なケーキを見上げる。
 ケーキの上の中古屋たちは絶望に凍りつき、メイソンの次の行動を愕然と見守っていた。
「あ――も、もし、撃ったら……本当に……」
 メイソンが絞り出すように口にし、的役の中古屋が怒りの籠った罵声を上げる。
 ビューティは笑った。満足げに。
 そしておもむろに、メイソンの脇腹に銃口を向ける。
「……え?」
「己可愛さに仲間撃っちまうクズは、我が社では不採用なんだわ、あしからず」
 ぱんっと火薬の音が弾けると同時に、メイソンの腹から肉片と血液とが飛び散った。
 ケーキの上から悲鳴が上がる。椅子から転げ落ちたメイソンは苦悶の絶叫を上げながら、急速に半径を広げる血の海の中で、涙と鼻水を流して転げ回った。
「せっかく銃をくれてやったんだからよー、俺を撃つ気概ぐらい見せてくれなきゃ、仲間にする気にはなれねえわ。誠に残念ながら、今回の採用は見送りとさせていただきました、貴殿の今後の活躍を祈念いたします。――次、どいつだ! ああ!?」
 ファミリーがすかさずケーキに上り、恐怖に絶叫する中古屋の体から縄を解いた。
「おい!」
 一瞬の隙をついて自由の身となった中古屋が、ファミリーの伸ばした手をすり抜け、ケーキの上から飛び下りた。足をもつれさせながら、真っ直ぐに倉庫の出入口へと向かう。
 ビューティはそれをただ見送る。ジョニーもまた黙って目を眇めた。
 反応したのは、部屋の隅に控えていた運転手だった。
 彼は右手に掴んでいた拳銃を持ち上げ、今まさに出入口に到達した中古屋の後頭部を、正確に撃ちぬいた。血と脳漿を撒き散らし、名も分からぬ中古屋は扉に激突して、即死する。
 今度は、誰ひとり、悲鳴を上げなかった。
「……ああ、残念だ。逃げ切れたら、見逃してやるつもりだったんだがなあ」
 緊張に満ちた静寂の中、ビューティは心底もったいなげに嘆息し、「次」と、三人目の面談者を所望した。
 三人目の中古屋は、縄を解かれると、自分の足でケーキの二段目から下りてきた。自ら椅子に腰かけ、ひどく自然な挙動で背筋を伸ばすと、真っ直ぐにビューティを見据える。
 右目を醜い傷で塞がれた、矮躯の男。
 前の戦いでも前線に立ち、中古屋を勝利に導いた五人の英雄のうちのひとりだ。
「おお。お前、見覚えがあるぞ。こんなところで会えるとは嬉しいぞ、なあ、弟よ!」
 ビューティが目を輝かせ、背後のジョニーを振りかえる。
 ジョニーは憎悪に双眸を燃やし、顔見知りの中古屋を睥睨した。
「俺は、テッド。中古屋だ。殺すなら殺せ」
 尋ねる前に名を明かし、テッドは無事な左目を無言で伏せる。
 舌打ちするジョニーとは対照的に、ビューティは感心した様子で身を乗り出した。
「いいねえ。その豪胆さ、気に入ったぞ。どうだ、ジョニー。こいつなら中古屋としての腕も十分、肝っ玉も据わってやがるし、仲間に引き入れたら楽しいんじゃねえか? あ?」
「……冗談だろ」
 心底からそう吐き捨てるが、ビューティはすっかり乗り気になり、テーブルの下でテッドの向こう脛を蹴りつけた。
「おい、目を開けや、テッド坊や。ひとつ、質問だ。お前はなぜ戦う? どうして俺たちに歯向かう。んん?」
 テッドは言われた通りに目を開き、温度の低い眼でビューティを見つめる。
「中古屋が戦うのは、金のためだ。知っているだろう」
「金か。お前は金が欲しいってわけか。二度も、俺たちと戦うほどに」
 テッドは伸ばした背を椅子の背もたれに預け、溜め息をつく。
「俺たち中古屋は、ローガンがあんたら兄弟を殺すために金で雇った、いわば傭兵だ。だが、先の戦いでは、あんたらを牢獄にぶち込むことには成功したが、ローガンに提示された「殺す」にまでは至らなかった。俺たちの戦いはまだ終わってないんだ」
 周囲のファミリーがざわめき、ビューティは口端を歪めて笑う。
「ははーん。つまり、ローガンは前回、テッドちゃんに報奨金を支払わなかったと?」
「いいや。全額ではなかったが、半額は支払われた。だが、半額じゃ足りない。だから、今回こそお前らを殺すために戦いに出た」
 テッドの発言に、ケーキ上の中古屋たちも非難めいた声を上げる。
 ジョニーはそれらを見渡し、考える。恐らく、前回、フレデリック・ファミリーと戦った中古屋のほとんどは報奨金目当てだった。だが今回の戦いには、金目当てではなく、親を殺された、友人を殺された、その報復のために参戦している者も多いのだろう。
「金を手に入れてどうする気だ? 整形外科に通って、そのちっちぇー背丈を伸ばしてもらうのか?」
「表世界の住民権を買う。薄汚い裏世界から脱け出し、あの輝きに満ちた世界に、もう一度、戻りたい。それが叶わないなら、今ここで死んだほうがましだ」
 ビューティは思案げに頬杖をつく。
「……お前。中古屋として、なにが出来る?」
「得意分野は、エアジェットの修理だ。中古屋の中では、情報屋としても活動している」
「なるほど。で、いくら欲しいよ、テッド」
 テッドは傷に塞がった右目を震わせ、ジョニーは焦りに瞠目する。
「おい、兄貴。まさか、こいつを仲間にする気か? こいつは俺たちの仲間を何人も殺した奴だぞ!」
「そりゃあ、敵対してんだから、殺すぐらいはするだろうよ。俺様も中古屋、何百人もぶっ殺したぜえ。拷問だってしたぜえ。お前もそうだろうがよ、弟」
「十万ドル」
 テッドが無表情に口を挟む。
「前金で五万ドルだ。払えるなら、「入社」してやるよ」
「んな金あるかよ」
 ビューティは余裕たっぷりに答え、にやりと笑う。
「前払いはできねえ。だが、十万ドルを用意する方策はある。前金って条件を引っこめるなら、「入社」させてやるよ、中古屋」
 テッドは眉をひそめ、思案げに視線をさまよわせた。
 そして――表情を消したまま、右手をビューティに向かって差し出す。
「取引、成立だ」
 ビューティは躊躇なく握手し返し、テッドに仲間たちの輪に加わるよう指示する。
 ケーキ上から失望の溜め息が零れた。
 それと同時に、焦りと動揺が広がりはじめる。
 テッドは助かった。この絶望の入社面談には、助かる手段も残されている。
 中古屋と武器商人たちは、床に転がる二つの死骸と、ファミリーの間に毅然と立つテッドとを見比べ、目まぐるしく計算を始めた。


 一時間後。生きて立っている中古屋と武器商人は、エニグマを入れて、全体の約半数の七人となっていた。
 命を長らえた中古屋たちは、ファミリーに混じって、ひどく憔悴した顔で用意された菓子を食らう。倉庫の床には、無残な亡骸が点々と転がり、濃厚な死の匂いを放っていた。ビューティはそれらの処理をファミリーに命じて、新しい仲間に酒を振る舞う。
(これでやっと宴も終わりだ……)
 ひとり、隅に置かれたソファに横たわり、ミッキーを「高い高い」していたガイは、倉庫の天井に設置された電灯に目をやった。
 誕生日会自体は楽しいが、中古屋が内臓を撒き散らして死ぬのを見るのは大して面白くなかった。自分で手にかけたなら、多少の喜びも得られたかもしれないが、自分以外の人間が生み出した惨劇など胸糞悪いだけだ。
 だが、それももう終わる。
 いつ裏切るとも分からぬ仲間が七人増え、ビューティはご満悦。
 ジョニーの機嫌は最悪だが、エニグマと話をすれば、気分も落ち着くだろう。
(となれば、さっさと部屋に戻って、あの男の治療を済ませ、ニナに会いに行くのみだ)
 ガイは口許に笑みを浮かべ、ソファから身を起こし――、、
「入社面談は、まだ終わっていないのでは?」
 その一言に、ガイは上体を起こした姿勢で動きを止める。
 振りかえると、宴の最中、ほとんど一言も発さずにいた運転手が、菓子が置かれた長机の側で首を傾げていた。
 彼は、ファミリーの、特にビューティー、ジョニーの二人の注目が集まったのを十分に確認してから、ソファの上のガイに用心深い眼差しを向けた。
「ガイ・フレデリックの部屋にまだひとり、面談を終えていない中古屋がいるようですが」
 ガイは豹柄サングラスの下で、怒りに目を伏せる。
「本当に……あの運転手」
 近いうちに、心臓抉り出して、殺してやらなくては。
 ガイは心配そうにするミッキーを片手に抱き、ソファから立ち上がった。
 顔を向けた先には、ビューティの怪訝そうな双眸。
 ガイは珍しく怖れに震えた手を握りしめ、倉庫の中央、宴の中心へと進み出た。







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